Slay the Spire / 初代
戦闘計算・カード選択・失敗の直し方
敵の意図、エナジー、山札、ブロック、ポーションを使って次の1ターンを決める実例。固定のデッキ枚数や最強順位に頼らず、足りない役割を確認します。
対象:初代・PC Steam App 646570/V2.2の調整を反映。版番号を確認できた公式告知はV2.3.4(2022-12-20)。確認日:2026-10-02。移植版・MOD・II・ボードゲームは別扱い
ターン開始に読む順番
- 敵ごとの意図とHPを見る。攻撃してくる相手を倒せるか、ブロックで守るかを先に決める。
- 現在のエナジーと手札の支払いを足す。Xコスト、コスト変化、平静離脱、ポーションの資源を別に数える。
- ブロックを置く前に、敵のアーティファクトが脱力を止めないかを見る。心臓ならカードを使う間の鼓動も守る。
- ドローで答えを探す場合は、山札に目的の札が残っているか確認する。検索は山札、ホログラムは捨て札が対象。
- ターン終了を押す前に、憤怒のままか、HP喪失のある手札か、次に敵が何をするかを見る。
基本ルールから計算する4つの例
| 状況 | 計算 | 判断の条件 |
|---|---|---|
| 通常ストライク+弱体 | 6×1.5=9 | 弱体が実際に付いている敵が対象。敵ブロックは別に引く。 |
| 通常ストライク+脱力 | 6×0.75=4.5→4 | 整数に切り捨てる。弱体・筋力・スタンスなど他の補正がない例。 |
| ブロック8、敵アタック20 | HPへの被害20-8=12 | 憤怒・弱体・鳥居等がある場合は最終値を見直す。 |
| 手札上限10で剣の舞 | 手札に空きがない生成札は捨て札側へ | ナイフを使うつもりなら先に手札を減らす。 |
- ここでは単一補正の例に限定。複数の倍率が重なる時の順序や端数を一括で暗算せず、ゲーム内のカード・意図の表示も確認する。
報酬を取るか、スキップするか
- 次に戦う相手へ不足している役割を挙げる。単体速攻、複数敵、防御、長期戦火力、ドローのどれかを決める。
- 候補を今の手札に加えた時の支払いを見る。高コストの設置が増えて初手に使えないなら、資源か補充を同時に必要とする。
- 同じ役割が既にある場合は追加1枚の価値を比較する。無関係なカードなら報酬をスキップする。
- 削除はカードを1枚減らす効果。必要な攻撃・防御が他にある時に、弱いスターターや処理可能な呪いを候補にする。
- 最終的な枚数を20・45などに固定しない。廃棄・ドロー・生成・手札保留のある構成では、戦闘中に循環する枚数も違う。
ポーションと休憩を使う判断
- 同じ戦闘で致死攻撃を受ける前にポーションを使う。取ってあること自体は防御にならない。
- ブロック不足、必要札が山札に残る、エナジー不足など、現在の問題に対応する種類を選ぶ。Sozu所持後は使用分を補充できない。
- 休息は通常最大HPの30%を回復する。現在HPと次の敵から見込む被害を比較し、回復で生き残るかを考える。
- 鍛冶なら噴火2→1、堕落3→2、検索1→2枚など、変更が今の戦闘へどう働くかを見る。強化すれば常に攻撃値が増えるわけではない。
- 心臓を目指すランでは、休憩場所のRecallはその回の休息・鍛冶と択一。残る場所がなくなる前に赤い鍵を取る。
| ポーション | 通常効果 | 使う場面・注意 |
|---|---|---|
| Block Potion / ブロックポーション | ブロック12 | 今の敵の攻撃へ守りを足す。ターン終了で通常消えるブロックを、次ターンも残ると考えない。 |
| Fire Potion / 火炎ポーション | 対象1体へ20ダメージ | 攻撃してくる敵を倒せるか確認する。全敵20の効果ではない。 |
| Explosive Potion / 爆発ポーション | 全敵へ10ダメージ | 複数の取り巻きを減らす。生き残った敵の意図も合計する。 |
| Energy Potion / エナジーポーション | エナジー2 | 手札に使いたい札がある時の資源。カードを同時に引く効果ではない。 |
| Swift Potion / 加速ポーション | ドロー3 | 山札に答えが残るか、手札上限に空きがあるかを見る。ドロー不可の影響も確認する。 |
| Weak Potion / 脱力ポーション | 対象に脱力3 | 多段も各ヒットの攻撃を軽減する。アーティファクトが残る敵には付かない。 |
| Fear Potion / 恐怖ポーション | 対象に弱体3 | その後のアタック火力を増やす。毒・オーブまで全て1.5倍にはしない。 |
| Ancient Potion / 古代のポーション | アーティファクト1 | 次に受けるデバフを1つ防ぐ。認知偏向の低下を防ぐ連携なら先に使う。 |
- 上表は聖樹皮による倍化なしの8例。2系列の図鑑には42種類があるが、ここで全42種の効果を説明したとは称していない。
負けた理由から次のランへ直す
| 負けた場面 | 見直す事実 | 次に用意する役割 |
|---|---|---|
| 最初のエリート前にHPが尽きた | 通常戦で何ターンかかったか、エリートを迂回できたか | 即時火力、休息、ポーション、迂回経路。 |
| Act 2の複数敵に押し切られた | 1体を減らすまでの攻撃と、全敵の意図合計 | 全体攻撃・デバフ・集中攻撃。 |
| ボス後半で攻撃が足りない | 設置後にターンごとの火力を増やせたか | 筋力・毒・集中力などと、それを守る防御。 |
| 必要札を引けず負けた | 山札か捨て札か、手札上限、ドロー不可があったか | ドロー・検索・保留と使用順。 |
| 心臓で札を使うたびHPが減った | 鼓動の1/2と、使用中にブロックを得たか | 先置きブロック・廃棄連携・対象に通るブロック効果。 |
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