Oxygen Not Included電力・熱攻略|過負荷を防ぐ配線と冷却の順番
発電不足と配線過負荷を切り分け、1・2・4kW回路、スマートバッテリー、発熱源の隔離、農場の冷却、液体クーラーと蒸気タービンを具体例で解説します。
対象:PC正式版本体・DLCなし・MODなし。Terra、Survival初期設定、標準デュプリカントを基準
確認範囲:744825(2026-07-28公開)。2026-10-04にKlei公式更新一覧とSteamを照合
資料の確認日:2026-10-04
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発電不足と過負荷は、直し方が違う
バッテリーが空になるのは供給不足、配線に過負荷ダメージが出るのは同じ回路の負荷超過です。発電機を増やしても細い配線の限界は上がりません。逆に太い配線へ変えても、燃料や発電量の不足は解消しません。
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| 症状 | 見る場所 | まず行うこと |
|---|---|---|
| 機械が電力待ちになる | 発電機、燃料、バッテリーの残量 | 必要な発電量と稼働時間を確認し、不要な負荷を止める |
| 配線やブリッジが壊れる | 電力表示の同時負荷と回路全体 | 細い配線の残りや回路の混線を探し、負荷を分ける |
| バッテリーは満杯なのに一部が動かない | 変圧器の向きと出力側、断線 | 上流から下流へ接続を追い、出力側の負荷を確認する |
| 燃料が急に減る | 満充電中の発電機の稼働 | 自動化信号で停止できる状態か確認する |
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Power OverlayのPotential Loadは、全部が動いた場合の目安です。平均消費が小さくても、同時に動く瞬間の負荷が配線を超えれば問題になります。
現行版の配線は1・2・4kWを使い分ける
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| 配線 | 容量 | 使い分け |
|---|---|---|
| Wire/Wire Bridge | 1,000W | 序盤の小さな回路。高負荷設備を追加する前に再計算 |
| Conductive Wire/Conductive Wire Bridge | 2,000W | 精錬金属を用意した後の生活・小規模工業回路 |
| Insulated Conductive Wire/対応Bridge | 4,000W | 2026年6月の本体無料更新で追加。必要な研究・素材を用意して使う |
| Heavi-Watt Wire | 20,000W | 発電機・バッテリーを集める幹線向け |
| Heavi-Watt Conductive Wire | 50,000W | さらに大きい幹線向け |
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同じ回路に弱い配線が残れば、その部分が過負荷の弱点になります。ブリッジも対応する容量へ更新してください。幹線用の大容量線は壁やドアをそのまま貫通できず、Joint Plateなどを使います。
具体例:660Wの生活回路へ精錬所を足すとどうなるか
Oxygen Diffuser 120W、Research Station 60W、Liquid Pump 240W、Gas Pump 240Wを同時に使うと、合計660Wです。そこへMetal Refinery 1,200Wを追加すると1,860Wになります。これは例として選んだ機器構成で、推奨配置図ではありません。
- Wireの1,000W回路へそのまま精錬所をつなぐと、1,860Wが同時に必要になった時に容量を超えます。精錬所は別の回路へ分けるか、回路全体を必要な容量へ更新します。
- 1,860Wは2,000W配線の範囲内ですが、発電も足りるとは限りません。石炭発電機1台600Wと人力発電機1台400Wでは、合計でも1,000Wです。
- バッテリーで一時的に補えても、平均供給が消費を下回れば最後には空になります。加工を間欠運転にする、電源を増やす、同時稼働を減らす、のいずれかが必要です。
- 生活用の酸素設備を工業回路と分けると、加工を停止しても呼吸の供給を残せます。回路を分けたつもりでも、1マスの接続で再び一つになっていないか確認してください。
変圧器は幹線と生活回路の境界に置く
発電機とバッテリーを大容量の幹線へまとめ、Power Transformerの入力側へ接続し、出力側から生活設備へ配線します。通常の変圧器は出力が1,000Wに制限されるため、出力側の回路を保護する基本部品になります。
- 変圧器の上側の入力を幹線、下側の出力を生活回路へ接続します。向きはポートを見て確認し、線を横へ引いただけで別回路になったと判断しません。
- 2,000W回路へ安全に最大2,000Wを供給したい場合は、通常の変圧器2台を同じ出力回路へ接続する方法があります。2台分の熱が出ます。
- Large Power Transformerは4,000Wを供給できます。2,000W配線を自動で保護する装置ではありません。現行の4,000W配線と組み合わせる場合も、細い配線の混在を点検します。
- 出力側にバッテリーや別の発電機を足すと、それらからも電気を供給でき、変圧器だけで制限したつもりの負荷を超えることがあります。保護の仕組みを理解するまでは、蓄電は幹線側へまとめます。
回路容量より多くの機械をつなぐ運用は、常時同時稼働しないことを前提にしています。まずは生活維持に必要な機械が同時に動ける負荷へ収める方が、停止理由を読みやすくなります。
石炭発電はスマートバッテリーで止める
Coal Generatorは石炭を消費し、電力だけでなく熱と二酸化炭素も出します。バッテリーが満杯になっても無駄に燃やし続ける状態を避けるため、Smart Batteryの自動化出力を発電機へ接続します。
- 発電機とSmart Batteryを同じ発電側の回路へつなぎ、別レイヤーのAutomation Wireで信号もつなぎます。電力線だけでは自動停止しません。
- 設定例として下限20%、上限80%を使うと、残量が下がったら発電し、上がったら止まる幅を作れます。これは初期調整の例で、コロニーごとの負荷に合わせて変更します。
- 動作確認では、下限で発電が始まり、上限で止まるかを見ます。燃料補給担当が遠くにいて起動が遅れるなら、設定だけでなく補給経路と原料在庫も直します。
- 発電室は農場から離し、二酸化炭素が生活区へ溜まり続けない回収先を用意します。床下へ溜めるだけなら、その空間にも容量の限界があります。
Smart Batteryは20kJを蓄電し、発熱500DTU/s、放電損失0.4kJ/サイクルがあります。バッテリーを増やすだけでは発電量は増えず、置いた分の熱と損失も増えます。
発熱表示と、出力する物質の熱を分けて見る
温度の高い物質を運び込むと、建物の発熱表示が小さくても周囲は暖まります。逆に電力消費が大きいことだけで、同じだけの熱が出るとは限りません。温度表示で、設備本体・配管・中身を別々に調べます。
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| 設備 | 稼働時の電力/発電 | 熱を見るポイント |
|---|---|---|
| Oxygen Diffuser | 120W消費 | 設備発熱1.5kDTU/s |
| Electrolyzer | 120W消費 | 設備発熱1.25kDTU/sに加え、最低70°Cの出力気体 |
| Coal Generator | 600W発電 | 設備発熱9kDTU/s。石炭1kg/sを使い、二酸化炭素20g/sも出す |
| Gas Pump | 240W消費 | 設備の発熱値は0。運ぶ気体が高温なら、配管や排気先へ熱を運ぶ |
| Metal Refinery | 1,200W消費 | 設備発熱16kDTU/sと、加工品に応じて冷却液へ加える熱を別に見る |
| Thermo Aquatuner | 1,200W消費 | 液体から取り出した熱が本体へ移る。固定の発熱量ではない |
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DTU/sはゲーム内の熱量の単位です。電力のWと同じ数字として置き換えないでください。精錬所の16kDTU/sだけを見て冷却容量を決めると、冷却液へ加わる大きな熱を見落とします。
具体例:ミールウッド農場が30°Cを超えたら
まず植物を選び、本当に温度で止まっているかを確かめます。温度が原因なら「冷やす設備の追加」より先に、農場へ入る熱を減らします。Mealwoodの成長範囲は10〜30°Cなので、冷やしすぎも解決になりません。
- 隣の発電機や精錬など、止められる発熱作業を止めます。酸素設備まで無計画に止めず、生活維持を残します。
- 温水の配管、熱い酸素の排気口、外の高温バイオームとの接触を調べます。高温の輸送管は農場を迂回させ、境界は断熱します。
- 一時対策では、農場より冷たい水などを別の熱交換先に使う方法があります。冷却用液体を農場の配管へ通し、冷たい場所で熱を渡して戻します。冷たい水を使うだけで無限に冷却できるわけではありません。
- 熱を交換する区間にはRadiant Liquid Pipeなど、輸送だけの区間には断熱管を使います。ポンプで常時水を捨て続ける方法にせず、戻り先と必要な循環を確認します。
- 農場と冷却先の温度を両方追います。冷却先が暖まって効果が落ちるなら、恒久的な熱除去へ進む準備をします。食料が回復するまでは人口の追加を待ちます。
断熱材は熱の移動を遅くするもので、すでに溜まった熱を消しません。密閉した発電室も、冷却先がなければ内部が熱くなって機械の停止につながります。
中盤の冷却:液体クーラーと蒸気タービンの役割
Thermo Aquatunerは液体を通すたびに14°C下げ、その熱を本体へ移します。冷却液を生活区へ戻し、本体側の熱を蒸気へ渡し、Steam Turbineで処理するのが基本の役割分担です。クーラーだけを生活区へ置くと、同じ場所へ熱を戻してしまいます。
- 先に1,200Wの負荷を扱える電源と配線、断熱した熱処理区画、十分な研究と材料を用意します。本体が受け取る熱を周囲へ渡せる配置と材質が必要です。
- 冷却液は管内で凍ったり沸騰したりしない温度域で使います。液体クーラーの直前にLiquid Pipe Thermo Sensorを置き、冷却してよい温度の液体だけ通すようにします。
- 生活区の冷却例として、汚染水が25°Cを超えたときだけ作動させれば、通った液体は14°C下がります。25°Cを少し超えた液体は、通過後に11°Cを少し超える計算です。実際の区画温度には熱交換の遅れがあるため、植物の温度を見て調整します。
- 停止時にも循環が続くよう、入力側から停止中の本体を迂回して出力側へ合流するバイパスを設けます。入力・出力の向きと合流先を確認し、ONとOFFの両方で流れることを試してから本稼働させます。
- Steam Turbineは下側の蒸気が125°C以上、タービン本体が100°C未満で動き、入力した蒸気を95°Cの水として出します。出力管が詰まらないようにし、タービン本体も冷却します。
- 運転が止まったときは、蒸気温度、タービン本体温度、出力管、クーラーの温度と電源を順に確認します。冷却液を使うクーラー系統を、必ず自己発電で回る仕組みとは考えないでください。
2026年6月の本体更新で、Steam Turbineなどの副材料はガスケットへ変更されています。古い攻略の材料表だけで着工せず、現在の建設画面と作成設備で確認してください。この節は設計の要点で、全地形向けの完成配置図ではありません。
よくある質問
石炭発電機を増やしたのに配線が壊れる
発電量と配線容量は別です。同じ回路で同時に使う電力が、最も弱い配線やブリッジの容量を超えていないかを見ます。変圧器で回路を分けるか、回路全体を必要な容量へ変更します。
普通の導電線は最大2kW?
Conductive Wireは2kWです。ただし現行本体には、2026年6月の無料更新で4kWのInsulated Conductive Wireが追加されています。両者を混同せず、対応するブリッジも使ってください。
断熱タイルで囲めば熱対策は完了?
熱の広がりは抑えられますが、部屋の中の熱は残ります。発熱を減らすか、別の場所へ熱を運ぶか、蒸気タービンなどで熱を取り除く仕組みが必要です。
蒸気タービンは耐熱素材にすれば100°C以上でも動く?
運転条件の「本体100°C未満」は、通常の過熱ダメージの上限と別です。素材を変えて運転温度の条件を無視することはできず、本体側の冷却が必要です。